あの頃の激情も何もかも薄れてしまって、すっかり健康になった。ご飯が食べられなくなったなんて、あの時が最後だ。わたしがいなくてもきみは生きていけているし、わたしもきみのことを思い出さずに生きていけている。あっけない。まあ、こんなあっけなく終…

こんなにも、きちんと恋の終わりを見つめることになるなんて思ってなかった。あったとしてももっと先で、もしかしたらそんなこと起こらないかも、なんて思ってた。思ってたよ。 ひとつ前のエントリからちょうど20日後に別れたので、なんだか笑ってしまった。…

前のブログを延々と下書き状態においたままだし、日記も書いてないし、図書館の本も返してないし、〆切を過ぎた小説二本と〆切間近の本があるんだけど、そのどれもしていなくて、一体なんなのだろう。 承認欲求で膨れ上がった自意識に囲まれて身動きが取れな…

前にブログを書いたのがほとんど一年前なことに気が付いた。あれを書き終わった後はずいぶんすっきりしたことを覚えている。いままでの10か月間で一体何が変わったのだろう。たぶんなにも変わってないね。悩みも更新されないままで、それは逆に良いことな…

ノクチルカの祭り

学校の帰り、乗換駅の日本橋でやけに浴衣の女の人を見かけた。何か今日は祭りがあるのかと思ったけど、それが天神祭だってことを構内のチラシで確認してしまって、途端に家に帰れなくなった。このまま電車に乗って帰ると死にそうだと思った。わたしは、自分…